バッチ処理が時代遅れ?みずほ銀行の現実
最近はみずほ銀行のシステムに関するニュースが多い。
今日のホットニュースはこれ。
内容としては化石と化したCOBOLという言語を使用してシステムが構築されている部分の問題点になる。
COBOLと言えば、10進法で計算できることから金額計算に強いとされ、銀行には昔からなじみの深い言語である。
ただ、昨今はJavaやC++などの言語を用いたシステム開発に人が流れ、COBOLを理解できる人が減ってきている。
みずほ銀行でもCOBOL技術者が足りてないとされており、保守できる人がいなく障害の原因にもなっているという噂がある。
Twitterでこのニュースが拡散された理由は記事の中に下記の文言があったからだ。
「バッチ処理自体、とっくの昔に時代遅れになった手法ですが、みずほは何らかの理由でこだわっていたのです。」
バッチ処理が時代遅れと言う発言に、現在バッチ開発をしている開発者が嚙みついた。
この文章だけを見ればバッチ処理はもう使うなと言わんばかりの内容。
ただし文章全体を読むとどうもニュアンスが異なっているようだ。
ここでいうバッチ処理はおそらく夜間バッチのことである。
最近の銀行システムでは、夜間のうちにバッチ処理が終わらない場合に次の営業開始に影響が出ることから、リアルタイムでの反映に比重を置いている銀行も珍しくない。
そんな中で未だに夜間バッチに負荷をかけていることについて時代遅れといったと推測される。
今回の記事の論点としては、みずほ銀行がシステムを管理しきれているのかということであり、今後も障害の発生を防ぎきれないということになる。
私もみずほ銀行を使用しているので大きなトラブルに巻き込まれないことを祈る。
また、バッチ処理自体は銀行に限らず、様々な業界で使用されていることから時代遅れと言うことはない。
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